インタッチ アロマケア ホホバオイルを介護や看護にも使いましょう シリーズ3精油を使う

前回は、植物油だけを利用したマッサージオイルでしたが、今回は、応用編で精油も使います

精油は、植物の花、葉、枝、実、茎、樹脂などから抽出し凝縮された芳香成分です。精油1滴に100種以上の化学成分が含まれることもあり、様々な作用があります

多くの精油には、殺菌作用や傷を癒す作用があることが知られています。野生動物が大けがをしても回復してくるのは、本能的に植物の力を借りているからです。ただし、天然だから安全ということはありませんので、注意が必要です

1.アレルギーや刺激反応が出ることがあります。その場合は、食用油などの植物性油を使い、オイルを吸収する布などで拭き取ってください。日本のアロマの教材には、水で流すようにありますが、精油は油ですので、水では落ちません。ところが油で拭き取ると簡単に拭きとることができます。一度自分で試してみることをオススメします

2.精油は、アロマセラピー専門のお店で販売されている精油を購入することをお勧めします。そして、購入前チェックとして、購入しようとしているボトルをに、ドロッパーと言われる中栓がついている精油をお勧めします。お子さんが誤って飲んだりすることを防ぐためです。そして、ラベルにフレグランス用オイルと書いている場合は、芳香用のオイルですので、直接肌には付けないようにしてください。石油系成分の香料が入っている場合があるからです

3.本物の精油(原液)は、非常に強いオイルです。マッサージに使用する場合は、植物油10mlに5-8滴(1-2.5%)ぐらいで配合し、マッサージしてください

アロマセラピーについて、勉強をされてからご利用になることをお勧めします

マッサージ以外にも、いろいろ使えます
1.吸入
匂いを嗅ぐことを吸引と言います。ティッシュにつけたり、コップに60度ぐらいのお湯を入れて垂らしたり、市販のディフューザーに垂らして嗅ぐといいでしょう。リラックスのためには、ラベンダー、レモン、ゼラニウム等がお勧めです。スッキリするには、ペパーミント、ユーカリ等が良いでしょう

2.スプレー
市販の100mlスプレーボトルに精油3滴、無水エタノール30滴を入れ、ミネラルオイルを注ぐと乳化して出来上がり。シュッシュと撒くと香りもよく、さわやかになります

3.入浴、手足浴
精油は油です。このため、原液をそのままお風呂に垂らして入浴すると原液が皮膚についてしまいます。精油は水分と温度が高くなるにつれ、刺激がひどくなります。このため、スプレーと同じようにエタノール(あるいは牛乳)で乳化させてから入りましょう

植物油で希釈してもいいのですが、日本のお風呂ではおいだきができるので、窯の故障の原因となる可能性がありますので避けたほうがいいでしょう

お風呂には、10滴前後、手足浴には、2-3滴位がいいでしょう

使いやすい精油
最低限あると便利な精油をあげますが、好みにより違う精油を選ぶといいと思います

1.ラベンダー
誰でも安心して何にでも使える精油です。でも、苦手な人も多い精油です
不眠、傷あと、筋肉痛、殺菌 等

2.ユーカリまたはローズマリー
スッキリ森林浴系です。痰を除く作用があるので、のど飴にも使われています
風邪、筋肉痛、殺菌 等

3.レモン、オレンジなど柑橘系
誰でも好きな匂いです。ただし、感光作用があるものが多く、シミにご用心。直接日光が当たる場所への塗布を避けるようにしましょう。吸入は最高です
風邪、殺菌、消臭、消化不良 等

4.ローズ、イランイランなど花系
華やかな匂いですが、高価な精油が多いです
憂鬱など心理的トラブル、肌トラブル、女性疾患

しかし、精油には匂いがあり、個人個人の好みで反応が全く変わります。好きな匂いのほうが、よい効果が期待できます。アロマセラピーはとても奥が深いのです。

事故防止の為、精油を使う場合には、なるべく認定アロマセラピスト等による講習会などに参加されてから、ご利用することをお勧めします。