オーガニック認定団体別オーガニック認証基準を比較してみました

副題:一番信用できるオーガニック認定は、USDAとACO、Ecocert(エコサート)は…

オーガニック認定ホホバオイルだからオーガニック100%と書いているブログが沢山あります。ですが、それはちょっと誤解を招く表現なので、オーガニック認定基準について記事にまとめました。

● 信用できるオーガニック認定製品は?

世界には、数々のオーガニック認定団体がありますが、一番信用できるオーガニック認定商品は、下記団体と生産国です。

● USDA(アメリカで栽培された製品のみ)
● ACO(オーストラリアで栽培された製品のみ)

と言って過言ではないと思います。

実は、オーガニック認定団体は、一つの国に複数ありますし、国ごとにも分かれているので沢山有ります。そこで、フランスのエコサート・アメリカのUSDA・オーストラリアのACOの認証基準の抜粋を紹介すると

USDA
※認定基準の一部
3年以上農薬・化学肥料を使っていない耕地で栽培された、オーガニック原料を使っている
・100%有機栽培で育てられた原料を使っている
水分と塩分を除き、重量ベースで95%以上がオーガニック原料を使っている(Organic)
遺伝子組換作物は使用しない

ACO
※認定基準の一部
3年以上農薬・化学肥料を使っていない耕地で栽培された、オーガニック原料を使っている
鉱物と水を除いて、1点1点が95%以上有機栽培法で作られた農作物原を使用する
・ 残り5%についても、天然の原材料に限る
遺伝子組み換え品、化学合成成分は一切使用しない
農薬、化学肥料を使わない
・ 肥料を使用する場合は有機肥料のみを使用する

インタッチ注:以前USDA ACOの資料を調べたことが有ります。その資料には、使用しても良いという農薬の種類及び使用回数の制限について記述がありました。

ECOCERT
ECOCERT の化粧品に関する認定にはCOSMECO(コスメエコ)
※認定基準の一部
・ 成分の95%が自然由来であること
・ ココの成分としては、最低95%がオーガニック認定であること
製品としては、最低10%の成分がオーガニックであること

http://www.nordicadaptation2010.net/about/column07.htmlより加筆訂正

これがわかると、
USDA及びACOのオーガニック認定割合が最低95%
であるのに、
ECOCERTのオーガニック認定割合が最低10%
と、ずいぶん違いがあることがわかります。

これを拡張して解釈すると、エコサートのオーガニック認定を採るためには、10%オーガニック認定されている成分を配合すれば、オーガニック認定を得られる…

残り90%は非オーガニックでも、オーガニック認定されることになります。

と思ったのは私だけでしょうか?ずいぶんゆるくありませんか?

それくらい、USDA, ACOと比較するとEcocertオーガニック認定は緩いのです。

ところが、このような状況なのに多くのブロガーさんが、オーガニック認定されただけで、100%オーガニック等と、ブログに書いているのは、ブロガーさんがそのことを知らないからだと思います。ブロガーさんの無知によって、ちょっと過大評価ではと思うのですが…

そして、このように認定団体によってオーガニックの基準に違いがあるため、オーガニック認定基準を世界的に統一する方向に動いているそうです。

現在オーガニック認定と書いてあっても、これらの認定基準が統一された時にオーガニック認定表示が無くなったら???

オーガニック認定と書いてあっても、緩い基準でオーガニック認定されていたと言えるでしょう。

その緩い認定基準でオーガニック認定を取得している会社は、この変更に対応するためシックハックしている会社があるそうです。

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